怪我してわかるインナーマッスルの必要性(ピラティス&ヨガ&ストレッチの必要性)

以前、肋骨を骨折したお客様がおっしゃっていました。

「骨折して、はじめて普段は使っているのを感じていなかった筋肉を使っているんだなって、
改めて実感するよね」

その方は、筋トレに重きをおくアウターマッスルが非常に発達した方です。

私自身も、使った筋肉を緩めずボクササイズの練習をしすぎた結果

腰から砕け落ち立ち上がれなくなったことがあります。

背中中央は激痛で、体を捻ったりすることはまず出来い状態です。

①起き上がる時に息ができない

②腰をおこす姿勢ができない
③膝が外側に開いてしまう歩き方しかできない

④仰向けで寝られない

➄軽く走っただけで響く

etc…

ヨガのクラス中、キャット&カウをやった際は

激痛で呼吸できず、プランクで呼吸困難になりました。

さすがにヤバいなと思ったのを記憶しております。

ダウンドッグなんて、もっての他です。

何となく、自分の身体の感覚的で

骨や関節などの異常ではないと感じたので

近くの整体で身体のケアをしてもらいました。

原因はわからず湿布や電気をあてられて終わりみたいになると思ったので、整形外科には行きませんでした。

担当してくれた方の施術が、私の症状に的確にハマリすぐに歩けるようになりました。

整体って凄いですよね！

整体の可能性

私の整体の師匠も身体にメスを入れてしまう前であれば、神経や筋肉組織を破壊してないから、整体で何とか出来ることもある。
メスを入れてしまった後は、厳しいって言ってたのを思い出しました。

もちろん、整形外科で手術をしてもらうのが最善の場合もあると思います。
整体が絶対とも思っていません。

しかし、身体にメスを入れると体力がガクッと低下しますし、動けない時期がある分筋力低下も否めません。
手術は、最終手段でも良いのではないかと思ったりしております。

インナーマッスルの必要性

「赤ちゃんが手や足を使わずに、寝返りをうてるようになるのはインナーマッスルが発達したから。
しかし、大人が赤ちゃんのように手や足を使わずに寝返りをしてと言われても、そんな簡単にはコロンッと寝返りできない。
何故かというと、知らず知らずに、私達は成長するにつれてアウターマッスルに頼るようになってしまって、インナーマッスルを上手に使えなくなってしまうからなんです」

これは、ピラティスのあるワークショップで先生がおっしゃっていた言葉。

私自身も、動けなくなった時はアウターマッスルを使えず、インナーマッスルが使われているのを肌で実感しました。

身体に異常がないときは、アウターマッスルの影に、インナーマッスルが隠れてしまいます。
その働きに気づきにくいのです。アウターマッスルで頑張ってしまう人がほとんどです。
実際は、どんな動きをするにしてもインナーマッスルが動員されてアウターマッスルも活躍できるんです。

私が一番実感したのは呼吸でした。

インナー・アウターどちらも不可欠

どんな人も、当たり前のようにする呼吸。

特に身体に問題がないときは、どこの筋肉を使ってるなんて意識をすることもなければ感覚もなありません。

それがインナーマッスルです。

≪呼吸筋≫　　　　　　　　　≪姿勢保持≫
横隔膜　　　　　　　　　　　脊柱起立筋
肋間筋　　　　　　　　　　　多裂筋
腹斜筋　　　　　　　　　　　骨盤底筋群
腸腰筋

アウターマッスルの影で、インナーマッスルが頑張ってくれています。

大きな力を発揮するアウターマッスル (重たい買い物袋を持ち上げてくれる) が活躍するためには、インナーマッスル(良い姿勢を保つ) が絶妙なバランスでサポートしてくれる必要があります。

お互いに協調性を保ちながら動いてます。そのバランスが非常に大事！