お母さんのお腹から外に出たばかりの、生まれたての赤ちゃんはずーっと寝ています。
当然、寝返りもできないし、四つん這いで進むことも座ることも立つことも歩くこと走ることもできません。

生まれたばかりの赤ちゃんの背骨は、Cカーブです。
私たちのように、重力に負けないで直立2足歩行するためのS字カーブではありません。
赤ちゃんは、ちょっと目線を動かしたり、手足をバタバタさせて背骨を動かしてトレーニングしています。
首のカーブができて、しっかりしてくると首がすわります。
寝返りをしたり背骨をクネクネさせて、腰のカーブがしっかりしてくるとお座りが出来るようになります。
少しづつハイハイをしたり、伝い歩きなどで股関節を動かし立ち上がり歩くために背骨をトレーニングしているのです。
生理的湾曲とよばれるS字カーブが出来上がるのは小学校卒業するくらいの年齢だそうなので、本当にゆーっくりと背骨のS字カーブを作っていくのですね。
こうした基本的な動作1つをとっても、脳はこの動きというものを記憶していきます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、【視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚】の五感をフルに働かせ成長をする全能な状態です。
成長するにつれて、使われなくなった機能は衰え(退化)、使い続けている機能は発達し大人になっていくと言われています。
大人は、体の使いやすい部分だけを使って日常生活を送っているんですね。
当然、偏った使い方をしてますので体の動きが悪くなったり歪んでいきます。
ピラティスは、身体の記憶を呼び覚ます!
ピラティスは、体験するほどに 新しい身体の感覚&気づきが生まれます。
動いていなかった、または動きの悪かった筋肉や関節が動き出し身体がどんどん整っていきます。
ピラティスをした後に痛かった腰が楽になった!
このような声を耳にすることも珍しくありません。
動きの悪かった部分に意識をむけ、動きが良い部分と調和・協調させながら動かしていくから自然と整っていきます。


また、身体の細部に意識をむけ、細部の動きに注意を払いながら行うピラティスは、いつも自分と共に頑張ってくれている身体を労り、慈しむ時間ともいえます。

忙しい毎日を送られてる方や、自分のペースを周りにあわせて過ごしている現代人にはピッタリです。
子ども頃から、体を動かす多くの体験をしたほうが可能性が広がるのでは⁈

何十年ぶり(恐らく30年は経つ)のスキーで感じたことです。
小学校低学年(8~10歳頃)の時に頻繁に行き、たびたびスクールにも入りまして パラレルターンは出来るくらいのレベルです。
身体が記憶したものは、何十年経っていたとしても思い出せるものなんですね。直ぐに滑ることができました。
子どもの頃のような俊敏性などはありませんから、特別なトレーニングを継続していない限り、俊敏性が必要とされる動作(スポーツ)などは難しい場合もあります。
大人になった今
重心移動をこうすれば、もっとこうなる/胴体の向きや腕の使い方をこうするとやりやすいなど
更に動作を深めるための、身体の仕組みが経験や知識から出てきます。
これは、ピラティスやヨガなどをすることで、身体への気づきに敏感になっているからだと思います。
子どもは体験から学ぶ、大人は頭で理解して学ぶといいます
子どもたちは昔のように、裸足で地面を踏みしめたり、裸足で家の中を駆け回る機会が減り足裏の感覚が鈍くなっているといいます。
現代病なのか、子どもで猫背、ストレートネックなんていうこともある…
子どもの頃から、多くの体験をすることは身体への意識を高めることに繋がるのではないでしょうか?
沢山のスポーツを経験させることで、大人になった時に1つでも多くの楽しみが見いだせる可能性の種をまきとなる!
そして、子どもの頃からピラティスやヨガに触れることも体への感覚が鋭くなり可能性を広げることが出来ると考えます。
身体の感覚は、脳に記憶されている
何かしらの原因で、手足が動かなくなってしまった場合。
以前動いていた記憶と身体の動きが上手くつながるように“リハビリ”などで運動機能を呼び起こす訓練をします。
これらも、脳に記憶された身体の感覚を頼りに動きを引き出していく。
沢山身体を動かす経験をすれば、その分その動きを脳は記憶します。
身体の可能性が広がる。
身体の感覚は、脳に記憶されています。

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