人生100年時代ともいわれる人生を楽しむために
人はいったい何歳くらいまで生きることができるでしょうか?
2020年現在、ギネス世界記録に登録されている人間の最長寿記録は
フランスのジャンヌ・ルイーズ・カルマンさん(1875~1997)という女性で
122歳で亡くなったとされています。
日本人で最高齢は、女性で117歳で亡くなられた大川ミサヲさん(1898~2015)
男性では世界最高記録になる116歳で亡くなられた木村次郎座衛門さん(1897~2013)になります。
長寿大国日本!
厚生労働省(2018年)が発表する、日本人の平均寿命は男性81,5歳、女性87,3歳とされています。
日本の100歳以上の人口(2018年)は、なんと6万9000人なんだそうです。
100歳ってすごーい長生きだなぁ~と思って特別な人だと思っていましたが、結構沢山いらっしゃるんですね!
しかも88%が女性だそうです。
医療の進歩・健康意識の高まりなどで、日本はこのように高齢者の人数が増えています。
平均寿命と健康寿命?
馴染みある平均寿命は、「平均的に何年くらい生きられそうか?」の基準です。
2020年WHOが提唱してからもう一つの概念が生まれました。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことを言います。
介助・介護・看護など誰かの手を借りずに、日常生活を送ることができる期間のことです。
日本人の健康寿命は男性が72,14歳、女性が74,79歳(2016年 厚生労働省発表)
日本人の平均寿命は男性が81,5歳、女性が87,3歳 (2018年 厚生労働省発表)
平均寿命から健康寿命を引いた期間は、誰かの手を借りて日常生活を送る期間です。
この期間が、いわゆる介助・介護・看護される期間になります。
平均寿命と健康寿命の差が、男性で9,36歳、女性で12,51歳になります。
なんと、10年近くも‼
どうせ長生きできるなら
自由に何の制限もなく人生を楽しめた方が良い
健康寿命を延ばすためには、良い食生活・運動習慣・禁煙・定期的な健康診断などを積極的に取り組む必要があります。
そのためには、沢山の情報から今の自分にとって良いものを探し出し、選び取る力が必要になってきます。
こうしたことを考えると、健康に関わる情報を正しく伝えるために20年以上前に取得した健康管理士の必要性を再認識します。
「予防医学」「健康管理」のスペシャリスト
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目指すは!ピンピンコロリ
【病気に苦しむことなく、元気に長生きし、最後は寝付かずコロリと死ぬこと】
(Wikipedia)より
私が所属するスポーツジムでも多くの方が
「子供に迷惑をかけずにコロリといきたい。そのためにジムに通っている」
とおっしゃる方が非常に多いです。
健康に関する情報を取捨選択選択し活用できる能力のことをいいます。
つまり健康に関する情報を取捨選択できる能力を持った人は
より健康的に過ごしているという研究結果もあるんだそうです。
自分自身で判断し選びとったり切り捨てたりできる能力が必要不可欠です。
☆☆☆情報リテラシーとは4つの力☆☆☆
◎入手
◎理解
◎評価
◎活用
全ての力が必要
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
その情報を理解したり評価する時にも
幅広い視点と知識が必要になります。
自分自身の状態にあわせて
その情報を吟味し噛み砕き行うことができる力
ヘルスリテラシー(健康に関する情報を取捨選択選択し活用できる能力)は高い方が良い
その結果、健康寿命を延ばすことができるのです。
自分の健康に関心を持つことが大きな第一歩となる
健康に関する情報は、テレビやインターネットなど様々媒体で日々流れています。
昔は正しいとされていた情報が、今はまったく違う!なんてこともあります。
いざ個人が情報の取捨選択をするために、ヘルスリテラシーを高めようと思っても、
どこから何をすればよいのか?
まず、それ自体が難しいように思います。
身近なところでは、私たちのような健康管理士に気軽にたずねてもらうでもよいし、信頼できる医者や保健士に相談する、また特定保健指導などを利用しても良いでしょう。
情報が偏らないように多くの人からアドバイスをもらうのも良いのではないでしょうか?
ただ、“聞いてみよう”とアクションをおこすのは個人にかかっています。
ヘルスリテラシーを高め、健康寿命を延ばす!
その第一歩が、自分の健康に関心を持つことであると考えます。
人生最後まで、自分の思いのまま出歩き、好きなものを食べていられるのは
多くの方の願いのような気がします。
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